freee vs マネーフォワード クラウド確定申告|副業・会社員に向いているのはどっち?

お金・税務

本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。

副業で初めて収入が出たとき、「確定申告ってどうすればいい?ソフトって必要?」と自分も迷いました。調べてみると、freee とマネーフォワード クラウド確定申告の2択にたどり着く人がほとんどです。ただ、どちらも機能が多くて、違いが分かりにくい。

この記事では、料金・機能・使い勝手の違いを公式情報をもとに整理し、「自分はどちらが向いているか」を判断できるようにまとめます。どちらかを一方的に推すのではなく、状況に応じた選び方を提示します。

この記事でわかること

  • freee とマネーフォワード クラウド確定申告の料金・プラン比較(税抜)
  • 最安プランで使える機能と制限の違い
  • 銀行連携・スマホ対応・サポート体制の特徴
  • 「自分はどっち?」を判断するためのチェックポイント
  • よくある疑問3つへの回答

freee と マネーフォワード クラウド確定申告とは

freee(個人向け確定申告)

freee は、簿記・会計知識がなくても使えることを重視して設計された会計ソフトです。質問に答えていくだけで確定申告書が作れる設計で、スマートフォンのみで帳簿付けからe-Tax送信まで完結できます(freee公式サイト)。

個人向けプランは4つあり、スターター・スタンダード・プレミアム・入力おまかせの順に機能が広がります。全プランで青色申告・白色申告に対応しています。

マネーフォワード クラウド確定申告

マネーフォワード クラウド確定申告は、家計簿アプリ「マネーフォワード ME」と同じグループが提供する確定申告ソフトです。多数の金融機関との連携に強みがあり、すでにマネーフォワードの家計簿や銀行アプリを使っている人には親和性が高いサービスです(マネーフォワード公式サイト)。

個人向けプランはパーソナルミニ・パーソナル・パーソナルプラスの3つです。全プランで青色申告・白色申告に対応しています。


料金・プランを比較する

プラン別料金一覧(税抜・月額換算)

プラン freee マネーフォワード
最安有料 スターター 980円/月 パーソナルミニ 900円/月(年払い)/ 1,280円/月(月払い)
中間 スタンダード 1,980円/月 パーソナル 1,280円/月(年払い)/ 1,680円/月(月払い)
上位 プレミアム 3,316円/月相当(年払い39,800円) パーソナルプラス 2,980円/月(年払い専用)
最上位 入力おまかせ 4,150円/月相当(年払い49,800円)
無料トライアル 30日間・クレカ登録不要 1か月間・自動移行なし

※料金はすべて税抜表示。税込価格は各公式サイトでご確認ください。

ポイント: 両サービスとも常設の無料プランはありません。「無料で使える」のはトライアル期間中のみです。

無料トライアルの違い

freee は30日間トライアルにクレジットカードの登録が不要です。マネーフォワードは1か月間無料で、トライアル期間終了後に有料プランへの自動移行はなく、データの引き継ぎは可能です(各公式サイトより)。

月額コストを最小化したい場合、マネーフォワード パーソナルミニ(年払い900円/月)がわずかに安くなります。ただしプラン選択は価格だけでなく、後述の機能制限も考慮して判断してください。


機能・使い勝手を比較する

最安プランの機能制限

どちらの最安プランにも一定の制限があります。サービスを使い始める前に確認しておくことを推奨します。

機能 freee スターター MF パーソナルミニ
レシート・領収書のOCR読み取り 月5枚まで 月15件まで(AI-OCR)
チャットサポート なし あり(AIチャットボット含む)
消費税申告 非対応 非対応
CSVエクスポート 対応 非対応(PDF出力のみ)
青色/白色申告 両対応 両対応

(出典: freee公式 / マネーフォワード公式

ポイント: マネーフォワード パーソナルミニはCSVエクスポートが非対応です。他のソフトへの乗り換えやデータ活用を考えている場合は、パーソナル以上のプランを検討してください。

銀行・金融機関連携

両サービスとも、銀行・クレジットカード・電子マネーなど多数の金融機関に対応しています。具体的な対応数は各公式サイトで随時更新されているため、使いたい銀行やカードが対応しているかはfreee公式またはマネーフォワード公式でご確認ください。

マネーフォワードはAmazon・楽天市場などのECサイトやポイントサービスとの連携にも対応しているとされており、副業収入の管理を幅広い収入源で行いたい場合の選択肢になります。ただし確定申告版での対応範囲は公式サイトで要確認です。

スマートフォン対応

freee・マネーフォワード クラウド確定申告ともにiOS・Android対応のアプリを提供しています。freeeはスマートフォンのみで帳簿付け・レシート撮影からe-Tax申告まで完結できると案内されています(freee公式)。マネーフォワードのスマホアプリも基本機能を備えていますが、一部操作はPC環境での利用が推奨されている場合があります。詳細は各公式アプリストアでご確認ください。

サポート体制

サポート種別 freee マネーフォワード
メール 全プラン 全プラン
チャット スタンダード以上 全プラン(AIチャットボット含む)
電話 プレミアム以上 パーソナルプラスのみ
税務相談 プレミアム以上(30時間分)

(出典: freee公式 / マネーフォワード公式

ポイント: freee スターター(最安プラン)はメールサポートのみです。チャット・電話を使いたい場合はスタンダード以上(1,980円/月)が必要です。

電話サポートの対応時間・条件は変更される場合があります。最新の詳細は各公式サイトでご確認ください。

副業の収入や会計処理について分からないことが出てきたとき、人によるサポートを重視する場合は、freee スタンダード以上のチャットサポートか、電話対応が含まれるプレミアム以上が選択肢になります。


あなたはどっち?向いている人フロー

どちらのサービスが自分に合うかは、使い方の優先順位によって変わります。以下のチェックポイントを参考にしてください。

freee が向いているケース

  • 会計・簿記の知識がほとんどない(初めてソフトを使う)
  • スマートフォンだけで帳簿から確定申告まで完結させたい
  • 人によるサポート(チャット・電話)を使いたい
  • クレジットカードなしで無料トライアルを始めたい
  • 税務調査サポート(プレミアムプラン)が欲しい

freee を無料で試してみる(公式サイト)

マネーフォワード クラウド確定申告が向いているケース

  • 月額コストをできるだけ抑えたい
  • すでにマネーフォワード MEや同グループのサービスを使っている
  • Amazon・楽天など多くのECサイト・ポイントサービスと連携して管理したい
  • インボイス制度への対応・消費税申告を視野に入れている(パーソナル以上での対応可否は公式サイトで要確認)

マネーフォワード クラウド確定申告を試してみる(公式サイト)

ポイント: 副業の規模が大きくなり税理士への相談を検討する段階では、個人向けプランでは対応しきれないケースが出てくることがあります。その場合はサービス側の事業者向けプランや、税理士との顧問契約を検討してください。


副業で月3万円を稼ぐまでの流れと、収入が出た後の管理方法を知りたい方は、副業で月3万円を稼ぐロードマップも参考にしてください。

クラウドワークスやランサーズで収入を得ている方は、クラウドワークスとランサーズどっちがいい?もあわせてどうぞ。


よくある疑問 Q&A

Q1. 無料プランで確定申告まで完結できますか?

A. 常設の無料プランは両サービスともありません。

freeeは30日間、マネーフォワードは1か月間の無料トライアルがあります。トライアル期間中は有料機能を試せますが、期間終了後に継続利用するには有料プランへの登録が必要です。

確定申告は年1回のイベントです。申告時期だけ有料プランに加入して申告後に解約する使い方も可能ですが、日々の帳簿管理も考えると1年契約(年払い)の方がコストパフォーマンスが高くなる場合があります。なお、解約後のデータ保持期間については各公式サイトでご確認ください。

Q2. 途中で乗り換えはできますか?

A. 乗り換え自体は可能ですが、プランによってはデータの持ち出しに制限があります。

マネーフォワード パーソナルミニはCSVエクスポートが非対応のため、蓄積したデータを他ソフトへ移行することが難しい場合があります。乗り換えを視野に入れている場合は、パーソナル以上のプランを選ぶか、最初から乗り換え先を決めて始めることを検討してください。

Q3. 副業収入が20万円以下でも会計ソフトを使う意味はありますか?

A. 記録・管理の習慣をつける意味で有用です。

副業収入が20万円以下であれば所得税の確定申告は不要です(国税庁 No.1900)。ただし、経費の記録や収入管理の習慣をつけておくと、収入が増えたときにスムーズに対応できます。自分が確定申告の対象かどうかを確認したい方は、副業の確定申告ガイドも参考にしてください。


まとめ

freee とマネーフォワード クラウド確定申告の主な違いを整理します。

比較軸 freee マネーフォワード
最安月額(年払い・税抜) 980円 900円
最安プランのOCR 月5枚 月15件
最安プランのCSVエクスポート 不可
チャットサポート スタンダード以上 全プラン
電話サポート プレミアム以上 パーソナルプラス
無料トライアル 30日・クレカ不要 1か月・自動移行なし
スマホ完結 案内あり 一部PC推奨の場合あり

どちらも確定申告書作成からe-Tax送信まで対応しており、副業初心者でも使える設計です。「まず触ってみる」のが選択の一番の近道です。30日間または1か月の無料トライアルで、実際の操作感を確かめてみてください。

今日できる一歩: どちらか一方の無料トライアルに登録して、連携したい銀行・カードが対応しているか確認してみてください。


よしゅかの視点

自分が副業を始めた頃、会計ソフトって「税理士さんが使うもの」というイメージがあって、なんとなく後回しにしていました。実際に触ってみると、思ったよりずっと入口が低くて、むしろ「なぜもっと早く使わなかったのか」と思ったくらいです。どちらが正解というよりも、自分が続けられそうな方を選ぶのが大事だと感じています。


*本記事の情報は執筆時点のものです。料金・機能・サポート内容は変更される場合があります。最新情報は各公式サイト(freee / マネーフォワード)でご確認ください。*


タイトルとURLをコピーしました